映画「月世界探検」

先週末友達と「宇宙戦争」の話をしていたら「月世界探検」と言う映画を紹介してくれました。そして、早速DVDを買ってみました。同じ小説作家のH.G.ウェルズのSF映画です。

1964年の映画です。
僕が生まれた頃になりますが、まだアポロ11号で月面に人類が立ったのは1969年の前になります。
小説はさらに古く1901年になりますが、なかなか面白いと思いました。

古い映画なので、SFとはいえ素手のまま月に降りたり、重力が地球の1/6と言いながら、普通に月面を歩いています。一応潜水夫の格好はして服とヘルメットと重りは下げていたし、重りを下ろすと飛んじゃうよ、みたいな見せ場はあります。

ストーリーは、始めて人類が月に立った時には、すでにイギリス国旗がたっていたのを発見するところから始まります。
月には宇宙人がいて、話をするシーンがあるのですが、月に住んでいる宇宙人の興味は、地球での戦争についてでたした。なかなか考えさせられる内容です。
最後は、宇宙戦争と同じで人の風邪が感染して宇宙人は全滅し文明を消してしまいました。

H.G.ウェルズという人は、小説はSFですが何かしら戦争を含ませてみんなに考えさせたかったのかなと思いました。それは、宇宙人が相手であったり、地球人同士であったりいろんなケースを使って。