トヨタのEVの考え

この頃、新聞ではトヨタはエンジンを捨てない、雇用を守るためにガソリンだけではなく水素も選択の一つと紹介されています。
もちろんEVもやっていますが、まだまだとも言っています。
他社は、今がチャッンスとばかりEVを推し進めていますが。

EVの不便な点は、YouTuberの方ドライブを見て思うのですが、満充電で走れる距離は200Kmほど走れますが100km程度で、充電先を探さなきゃなりません。充電のバッテリーの熱を気にしたり。
普段の道では日産ディーラーなどに充電スタンドがあるそうですが、高速道路ではサービスエリアにしかなく、ハラハラドキドキして乗らなければなりません。
しかも、ハイブリッド車とは違いEVの充電時間は30分くらいかかるそうです。
充電スタンドはガソリンスタンドより少ないし、充電に時間がかかります。
ガソリンスタンドでは車が集中しても、給油に時間がかからないので、待ち時間はそれほどかかりませんがEVはそうは行きません。

トヨタの「雇用を守る」はトヨタグループのみを考えての発言だと思います。
生産工場の先進国では高齢化が進み、働く人が減っています。
その様な情勢で自動車業界の生産のために雇用を守っていては、社会が成り立たなくなってしまいます。
1業界だけでなく全業界を考えなくてはならないほど、自動車業界の影響は大きいと思います。
EV化する事で、自動車の構造、部品点数が減り、部品コストのシフト、自動車業界の人が減り、他の業界に人が移って行く事になります。
日本などこれからの時代、働く人口が減って行くので、トヨタだけではなく、日本社会自体を考えてもらわなきゃいけません。

EVはまだまだとトヨタが言っているのは、分かります。
ハイブリッドと違って、走行のエネルギーが100%電気になります。
この夏電気が足りない、節電だと言われている状況でどこにEV充電の電気があるのでしょう?
温暖化CO2削減は分かりますが、EVを普及させるには電気の事情を整備していかないと無理です。
鶏と卵にはなりますが。
日本では電力不足で節電と言われている中、EVに充電する電気はありません。
原子力、火力、水力、風力、太陽光、波力
自動車業界は電力業界と原油業界はタイミングを見ながら、設備増設と減産を切り替えて行かなけれがならない。政治は当てになりません。

という事で、トヨタには1業界だけでなく広い視野で進めて行って欲しい。

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