先々月の新聞にアマチュア無線が紹介されていた記事が載っていた。
何でも、JARL(日本アマチュア無線連盟)の会員が2020年度に27年ぶりに増加に転じたとか。
この時期になってアマチュア無線を趣味にする人が増えるの?と思いました。
僕はアマチュア無線の免許を取ったのは中学だったかな?
初めてアマチュア無線を知ったのは小学生の時です。おそらくテレビで紹介してたのを見たのだと思います。小学生が試験に受かり免許証を取ったとか。
友達と少年マンガの広告を見て、親に通信教育を買ってもらいました。
本が届いて読むのですが、さっぱり分からなかった事だけ覚えています。
今思い返してみても、小学生が分かる訳ない無線工学が書かれていました。
試験を受けましたが、見事に失格でした。
それから中学生になり、学校の電子工作クラブに入りました。
何名かアマチュア無線の免許証を持っていたので、クラブで初めて無線機を買いました。
八木アンテナを建てた事も覚えています。
試験勉強をどうやったのかを教えてもらい、僕も本を買い直して、無事合格しました。
覚えでは、中学校の無線機を使った事はなかったので、おそらく3年生ギリギリに免許証を手に入れたのでしょう。
僕がアマチュア無線の電波を出したのは高校のクラブでコンテストの中で参加をしたのが初めてです。
夜中も代わるがわる交信相手を探してたくさんの局と交信をしていきました。
まだこの頃はリグ(無線機)を買えるお金は無く学校のクラブで使わせてもらうくらいでした。
そうこうして、映画「私をスキーに連れてって」でアマチュア無線が流行り、僕も430MHzのFMハンディー機を買いました。
スキーに持って行ったり、車に付けたりしてましたが、スキーの時以外使う事はほとんどありませんでした。
その後何度かマイブームがあり、3級(電信級)の試験に実技が無くなった事と、電波出力の制限が上がったので、4級(電話級)の時の勉強法で免許証を取りました。
その後、どうせなら1級を取ろうと思いまた試験勉強をして取りました。
そしてYAESUのFT-857DMを買いました。移動も考慮して50Wモデルです。
50MHzは自作ダイポールアンテナ。その他昔車に付けていた430MHzのアンテナを改造した144MHzにも出られる様にして、21MHzはロッドアンテナを追加で購入。
たまに会社の友達とアマチュア無線の話をするのですが、久しぶりに各メーカーのホームページを見て驚きました。
HF(短波)のリグが各メーカー5機種くらいずつしか売っていないのです。
しかも10万円を有に超えているので、この様な状況では新たにアマチュア無線を初めてみたくても敷居が高くて手が出ません。
免許は手軽になって来ましたが、これではアマチュア無線を始める人は減る一方なのが当たり前でしょうね。これからのアマチュア無線が心配です。
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