モモ(時間泥棒)

毎朝会社へ行く前の30分ほどの空き時間に、前紹介しました「モモ」を読んできました。
読みながら、実社会のことが物語として書かれていることに気がつきました。
ずっと昔の本なのに、今の時代が物語にあってきた様に思えました。

半年以上かかりましたが、読み終わりました。
最後の時間泥棒とモモの金庫でのやり取りがドキドキして楽しかたです。

前回読んだのはおそらく20代。そして今回は50代。
物語に出てくる時間泥棒は、現実社会では上司に当たるかなぁ。
部長や取締役が灰色の男に思えてきました。それ以上の人、(社長や会長)には普段会わないから、どう思うのかは分かりませんが。
勿論だらだらと仕事をしようと言うわけではありません。ただ、このコロナ禍事情なのでしょう、あれやこれやと仕事を詰め込んできます。
まさに時間に追われ時間を貯蓄させられている感じがします。

それに毎月定年退職で会社を去って行く人がいます。
それらの人たちは今の会社を大きくしてきた人たちです。
それに比べ、部長や取締役がそろそろ会社が大きくなってきた時代のギリギリの世代になります。
残念ながら幹部候補生は実際の仕事を知らない世代に入れ替わって行きます。何かこれらの人達が灰色の男たちに思えたのです。
これはあくまでも僕が働いている会社の一例ですが、この日本社会にも灰色の男が至る所にいる様に思えました。政治家達も。

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